点数から分かることの限界

自己申告の結果は診断ではなく、PTSDの有無を確定することも、否定することもできません(米国VAのチェック情報)。数字を結論にせず、気になった回答を整理するきっかけとして扱ってください。低い点数でも、困っていることを相談して構いません。

回答したときの背景を振り返る

どの体験を思い浮かべたか、過去1か月を振り返ったか、質問の言葉をどう受け取ったかで、回答は変わり得ます。分かりにくかった言葉は、そのままメモしておいて構いません。自分の体験を無理に分類したり、詳しく書き直したりする必要はありません。

日常のストレスだけではトラウマは確認できず、続くつらい症状や生活への影響は専門家に相談できます(米国VAのPTSD基礎情報)。

不安や睡眠の質問は、気持ちを言葉にしたい場合の任意の選択肢です。併存する病気の診断にはならず、次々にチェックを受ける必要もありません。つらくなる場合は、質問票を閉じて中断してください。

無理のない一歩を選ぶ

  • 気になったことを短くメモしてください。体験の詳細は書かず、今困っていることだけで十分です。
  • 予定を一つ減らすなど、今日できそうな行動を一つ選んでください。
  • 信頼できる人に、話を聞いてほしいか、相談先を探す手伝いがほしいかを伝えてみてください。

相談の場では、メモを持参して、話せる範囲から始めてください。詳しい体験を話す準備ができていないことも伝えられます。

日々の記録と緊急時の支援

よければ、HelpClinicの気分日記やセルフヘルプの練習を、日々の振り返りに利用できます。必要な支援を点数で決める必要はありません。アプリは専門家への相談や救急サービスの代わりにはなりません。

差し迫った危険がある、安全を保てない、自分や他の人を傷つけるおそれがある場合は、地域の救急サービスに連絡し、信頼できる人の助けも求めてください。日本では救急は119、相談は#いのちSOS 0120-061-338です。他の国では、その地域の緊急窓口を利用してください。

出典